Essepageでコードを編集した後は、作業内容を保存し、準備ができた内容を公開または適用して公開サイトに反映します。
それぞれの操作には異なる役割があります。
- 保存(Save):作業内容を開発環境に保存します。
- 公開(Publish):新しいページを初めて公開します。
- 変更を適用(Apply Changes):すでに公開されているページに変更を反映します。
- すべて適用(Apply All):複数の公開ページに変更をまとめて反映します。
基本的な作業の流れは次のとおりです。
コードを編集する → 保存する → プレビューする → 公開または適用する → 公開ページを確認する
このガイドでは、それぞれの操作の違いと、状況に応じた使い方を説明します。
保存と公開は異なる操作です
ファイルを保存することと、訪問者が見るサイトを変更することは別の操作です。
| 操作 | 使用する場合 | 結果 | 公開サイトの変更 |
|---|---|---|---|
| 保存(Save) | 作業内容を残し、プレビューで確認する場合 | 開発環境に作業用バージョンが保存される | いいえ |
| 公開(Publish) | 新しいページを初めて公開する場合 | ページが公開され、URLからアクセスできるようになる | はい |
| 変更を適用(Apply Changes) | 公開済みページの変更を反映する場合 | 保存された作業用バージョンでページが更新される | はい |
| すべて適用(Apply All) | 共通の変更を複数のページに反映する場合 | 公開済みのすべてのページが再適用される | はい |
ファイルを何度保存しても、公開サイトは変更されません。
訪問者が見るページを変更するには、ファイルを保存した後に公開、変更を適用、またはすべて適用を実行する必要があります。
作業内容を保存する
コードを編集してファイルを保存すると、変更内容が開発環境の作業用バージョンに反映されます。
ファイルを保存するには、次のキーボードショートカットを使用します。
- macOS:
Cmd + S - WindowsまたはLinux:
Ctrl + S
たとえば、次のような見出しがあるとします。
<h1>Welcome to My Website</h1>次のように変更して、ファイルを保存します。
<h1>Welcome to My New Website</h1>保存した変更はプレビューで確認できます。ただし、訪問者が見る公開サイトには以前の内容が引き続き表示されます。
保存すると開発環境の作業内容は変更されますが、公開サイトは変更されません。
そのため、作業中は何度でもファイルを保存して結果を確認できます。
リアルタイムプレビューの後も保存が必要です
リアルタイムプレビューを使用すると、ファイルを保存する前でもコードの変更をすぐに確認できます。
ただし、プレビュー画面が変わっても、ファイルが自動的に保存されるわけではありません。
変更を残すには、編集が終わった後に必ずファイルを保存してください。
リアルタイムプレビューはコードの変更結果をすばやく表示する機能であり、作業内容を保存する機能ではありません。
保存せずにファイルを閉じたり、ページを再読み込みしたりすると、変更内容が失われる場合があります。
詳しくは、編集とプレビューを参照してください。
新しいページを公開する
Webページを作成するために新しいファイルを作ると、そのページはまだ公開されていない状態です。
たとえば、次のページファイルを作成したとします。
/public/about/+page.essepage保存したファイルを公開するには、次の手順で操作します。
- ファイルエクスプローラーで
/public/about/+page.essepageを右クリックします。 - 公開(Publish)を選択します。
- 公開が完了すると、ページをプレビューで開いたり、公開ページへ移動したりできます。
このファイルを公開すると、/about パスでアクセスできるページが作成されます。
プロジェクトの基本サイトURLが次の場合:
https://espg.dev/my-website公開ページのURLは次のようになります。
https://espg.dev/my-website/about新しいページは公開した後にプレビューできます
プレビューは、一度以上公開された +page.essepage ファイルで使用できます。
新しいページを作るときは、最初からすべての内容を作り込むのではなく、基本的な内容を記述して保存してから公開するとよいでしょう。
<h1>About</h1>
<p>Welcome to the About page.</p>ページを公開した後は、プレビューで結果を確認しながら編集を続けられます。
その後ファイルを保存しても、公開サイトはすぐには変更されません。準備ができたら変更を適用(Apply Changes)を使用します。
初回は公開、その後の更新には変更を適用を使用します。
ページを非表示にして作業する
新しいページをプレビューで開くには、最初に公開(Publish)する必要があります。
ページを公開すると、そのURLを通じて公開サイトからもアクセスできるようになります。新しく作成されたページのURLをほかの人が知る可能性は低いものの、完成前のページが訪問者に見られることを避けたい場合があります。
その場合は、ページを公開した直後にファイルを右クリックし、ページを非表示(Hide from Public)を選択してください。
ページを非表示にしても、開発環境では引き続き公開済みページとして扱われるため、プレビューを使用しながら作業できます。ただし、公開サイトではページが存在しないものとして扱われ、訪問者はアクセスできません。
非表示にしたページで作業する流れは次のとおりです。
- 新しいページファイルを作成して保存します。
- ファイルを公開(Publish)します。
- 公開したファイルを右クリックします。
- ページを非表示(Hide from Public)を選択します。
- プレビューで確認しながらページを編集して保存します。
- 作業が完了したら変更を適用(Apply Changes)を実行します。
- ページを表示(Show to Public)を選択します。
- 公開ページで最終結果を確認します。
ファイルを作成する → 保存する → 公開する → ページを非表示にする → 編集とプレビュー → 変更を適用する → ページを表示する
ページを非表示にしても、公開済みの状態自体が取り消されるわけではありません。公開サイトから訪問者がアクセスできないよう、一時的にページを隠す機能です。
ページを非表示にする機能は、公開の代わりにはなりません。最初にページを公開し、作業中は公開サイトからアクセスできないようにします。
公開済みページに変更を適用する
すでに公開されているページを編集した場合は、変更を適用(Apply Changes)を使用します。
プロジェクト作成時にテンプレートから生成されたホームページは、すでに公開されています。そのため、ホームページを編集した後は公開ではなく変更を適用を使用します。
変更を適用するには、次の手順で操作します。
- ファイルを保存します。
- 保存した結果をプレビューで確認します。
- ファイルエクスプローラーで対象の
+page.essepageファイルを右クリックします。 - 変更を適用(Apply Changes)を選択します。
- 適用が完了したら、ページを開く(Open Page)を選択して公開ページを確認します。
たとえば、ホームページを編集した場合は、次のファイルに変更を適用します。
/public/+page.essepage変更の適用は、選択したページだけに影響します。ほかの公開ページは更新されません。
1ページだけを変更した場合は、そのページで変更を適用を使用するのが最も簡単です。
複数のページに変更を適用する
レイアウトやコンポーネントは、複数のページで共通して使用できます。
たとえば、レイアウトには次のような要素を記述できます。
- サイトメニュー
- ヘッダー
- フッター
- 共通のページ構造
レイアウト内のメニューを変更すると、そのレイアウトを使用する複数のページに影響します。
このような共通コードの変更を複数の公開ページへ反映するには、すべて適用(Apply All)を使用すると便利です。
すべて適用を使用する前に、次の内容を確認してください。
- 変更したファイルを保存します。
- 影響を受けるページをプレビューで確認します。
- 準備ができたらすべて適用(Apply All)を実行します。
- 主な公開ページを開いて結果を確認します。
すべて適用を実行すると、公開済みのすべてのページが再適用されます。1ページだけを変更した場合は、そのページで変更を適用を使用する方が適しています。
複数のページをそれぞれ編集し、その変更をまとめて反映するときにもすべて適用(Apply All)を使用できます。
レイアウトやコンポーネントなど、複数のページで使用する共通コードを変更した場合は、すべて適用を使用してください。
どの操作を使用すればよいですか?
作業内容に応じて、使用する操作を選択します。
新しいページを作成しました
保存 → 公開 → プレビュー
新しいページは、最初に公開(Publish)しなければプレビューで開くことができません。
初めて公開した後の変更は、保存してプレビューで確認してから変更を適用を使用します。
新しいページを公開サイトに表示せずに作業したい場合
保存 → 公開 → ページを非表示 → プレビュー → 変更を適用 → ページを表示
プレビューを使用するには、最初にページを公開する必要があります。
ページが完成する前に訪問者へ表示されることを避けたい場合は、公開した直後にページを非表示(Hide from Public)を選択してください。
公開済みのページを編集しました
保存 → プレビュー → 変更を適用
テンプレートから作成されたホームページや、すでに公開済みのページを編集するときの流れです。
保存とプレビューだけでは公開サイトは変更されないため、作業が完了するまで変更を適用する必要はありません。
レイアウトやコンポーネントを編集しました
保存 → 関連ページをプレビュー → すべて適用
共通コードの影響を受ける複数の公開ページをまとめて更新するときに使用します。
適用後に公開ページを確認する
ページを公開したり変更を適用したりした後は、実際の公開ページで結果を確認してください。
ファイルエクスプローラーでは、公開済みのページファイルが緑色で表示されます。公開済みのページファイルを右クリックしてページを開く(Open Page)を選択すると、公開ページが新しいタブで開きます。
次の方法でも確認できます。
- プロジェクトダッシュボードのサイトURL(Site URL)を開く
- ブラウザーで公開ページのURLを直接開く
- 公開ページがすでに開いている場合は再読み込みする
変更を適用した直後は、キャッシュの更新に最大1分ほどかかる場合があります。
公開ページに以前の内容が表示されている場合は、しばらく待ってから再読み込みしてください。
基本的な作業の流れ
公開済みページを編集する基本的な流れは次のとおりです。
編集 → 保存 → プレビュー → 変更を適用 → 公開ページを確認
新しいページを作成する基本的な流れは次のとおりです。
基本的な内容を作成 → 保存 → 公開 → プレビュー → 編集と保存 → 変更を適用
新しいページを訪問者に表示せずに作業する場合は、公開した直後にページを非表示にします。
ファイルを作成 → 保存 → 公開 → ページを非表示 → 編集とプレビュー → 変更を適用 → ページを表示
レイアウトやコンポーネントなど、複数のページに影響するファイルを変更した場合は、プレビューで結果を確認してからすべて適用(Apply All)を使用します。
保存と公開の違いを理解すると、作業中の内容を訪問者に見せることなく、安全にWebサイトを更新できます。
よくある状況
ファイルを保存しても公開サイトが変わりません
これは正常な動作です。
保存した内容は開発環境にだけ反映されます。公開サイトを変更するには、公開、変更を適用、またはすべて適用を実行してください。
新しいページにプレビューメニューが表示されません
プレビューは、一度以上公開された +page.essepage ファイルで使用できます。
新しいページを保存してから公開(Publish)してください。
完成前のページが公開サイトに表示されることが心配な場合は、公開直後にページを非表示(Hide from Public)を選択してください。ページを非表示にしても、開発環境では引き続きプレビューを使用できます。
公開ではなく変更を適用が表示されます
そのページがすでに公開されているためです。
公開済みのページを編集した場合は、変更を適用(Apply Changes)を使用します。
変更を適用ではなく公開が表示されます
そのページがまだ一度も公開されていないためです。
新しいページを初めて公開するときは、公開(Publish)を使用します。
ページを非表示にしてもプレビューを使用できます
これは正常な動作です。
ページを非表示にすると、公開サイトで訪問者がアクセスできなくなります。ただし、開発環境では引き続き公開済みページとして扱われるため、プレビューと変更の適用を使用できます。
レイアウトを編集しても一部の公開ページが変わりません
レイアウトやコンポーネントなど、複数のページで使用されるファイルを変更した場合は、すべて適用(Apply All)を使用してください。
すべて適用が完了したら、主な公開ページをもう一度確認します。
適用しても公開ページに以前の内容が表示されます
キャッシュがまだ更新されていない可能性があります。
最大1分ほど待ってから、公開ページを再読み込みしてください。
リアルタイムプレビューに表示された変更を失いました
リアルタイムプレビューはファイルを自動的に保存しません。
編集後に Cmd + S または Ctrl + S を使用してファイルを保存してください。
次のステップ
保存・公開・適用の違いを理解したら、次のガイドへ進みましょう。
- プロジェクトのファイルとフォルダーを管理する方法:ファイルとフォルダーの管理
- エラーや実行メッセージを確認する方法:コンソールとデバッグ
- ファイルとフォルダーがページURLに対応する仕組み:ページとURL
- 複数のページで共通コードを使用する方法:レイアウトとコンポーネント